屋久杉無垢材のダイニングテーブル

 

屋久杉無垢材のダイニングテーブル

 

材料は、天板に屋久杉の無垢材を使用。

　　　　幕板長手方向はケヤキ、他はヒノキ、脚には山桜と、

　　　　日本古来の材料を使い製作しました。

 

こだわりの部分は、　天板に屋久杉の無垢材を使用したところ。

 

屋久杉とは

樹齢千年を超えるものを屋久杉と呼びます。

（杉の平均寿命は、約500年位と言われています。一般的な建築材などで使われるものは、30～50年位が主です）

 

特に雨の多い屋久島では、豊富な水に恵まれている為か、長寿の木が多く見受けられます。

栄養的には、決して豊かではない花崗岩で育ち、深く生い茂った森では、光にも余り恵まれず、それによって成長が遅く、とても目が詰まっています。

長い年月の間に起きた様々な環境の変化とともに、真っすぐには伸びずに、ある年代には割れや亀裂が入ったところもあります。そして、余曲折した木目には、人の人生と重なるものを感じて、私は、愛おしささえ感じます。（何より木目の美しさは格別だと思います）

そんな、厳しい条件の中で、たくましく成長した長寿の屋久杉で、娘家族の末永い成長を願い、ダイニングテーブルを気持ちを込めて製作しました。

 

屋久杉は、現在では、入手困難な希少な材となってしまいました。

 

天板の角は、小さなこどもが頭をぶつけても、痛くないように丸めました。

 

サイズ　　W:1370ｍｍ　×　Ｄ：850ｍｍ　×　Ｈ：700ｍｍ

ダイニングテーブルのアルバム

＊画像をクリックすると原寸で表示します。